おこさまむけ 黛葉 珍しく、とても珍しく黛がちょっと来いなんて声を掛けて来て、自販機のところまで連れて行かれて奢ってやると、勝手にボタンを押されて。 「やさしいあじのココアって」 「嫌いかよ」 「好きだけど」 運動後にわざわざ飲むようなものではない気がするけれど、まあ一応は黛は葉山の先輩なので、いつもならばそんなことは気にしないのだがこの人は割合うるさいので、大人しく受け取った。 ずず、と啜ると甘い香りが鼻に抜けていく。そこで、あ、と思い出した。 「黛さん、今日何日か知ってる?」 「二月十四日」 「何の日か知ってる?」 「バレンタイン」 「何あげる日か知ってる?」 「チョコレートだろ。馬鹿にしてんのか」 「ココアってでかいくくりではチョコだよね」 「………………………はあ?」 「沈黙は肯定だよ!」 「答えただろうが」 「でも遅かった」 「屁理屈だ」 「いつもとは逆だね」 葉山はあまり頭が良い方ではないので兎にも角にもなんだか難しいようなことを言われてしまえば考えるのが面倒になってしまうのだ。だから大体いつも葉山が丸め込まれる方、なのだけれど。 「お返しは期待しててよ」 「………もうそういうことで良い」 「最初からそのつもりだったくせに」 「だからそういうことで良い」 不機嫌ですと珍しく顔に書いてあるようなわかりやすい顔で睨んでくる黛に、多分お返しはオレ! とかやったら殴られるんだろうなあ、と思った。 * バレンタイン *** ロリポップの功罪 桜山 その人との出逢いはごくごく平凡なものだった。 自分の先輩である今吉サンが中学時代の後輩の花宮サンに偶然会って、久しぶり、なんていうありきたりな会話をしている所に居合わせただけ。ボク、桜井良と今吉サンが偶然連れ立って行動していたように、向こうもチームメイトの人が一緒だった。それが山崎弘サン。今吉サンと花宮サンが仲良く話している(と言っても今吉サンがほぼ一方的に弄っているだけなのだが)間、ボクらは手持ち無沙汰で、一歩ばかり二人から距離を置いて並んで立っていた。正直山崎サンの顔は強面だし、自他共に認める小心者なボクはその隣で縮こまっているしかなかった。そうしたらその様子が外からは絡みやすいように見えたのか、全く知らない他校の人間がやってきてすぐ横の今吉サンの悪口を言い始めて。今吉サンは花宮サンとのおしゃべりに夢中でボクのことには気が付かなくて。 いつも助けて貰えると思っていた、そんなだからいけないのだろうけれど。 「そういうのは本人に言えよ」 だから少し上から声が降ってきてあっという間に彼らを追いやって、それから努力しているのが見て取れるような笑顔で、大丈夫か? だなんて。 ずきゅん。胸を撃ち抜く音がした。 あの時ボクの胸を撃ち抜いたのは、砂糖菓子だったのだろう。甘い甘い、毒を含んだロリポップ。胸の中に留まり、緩やかに溶けていく。 「ねえ、山崎サン」 あれから変わった関係でボクは隣に笑いかける。 「大好き、ですよ」 *** 存在をいつも確認する 黛葉 今にも消えそうだ―――なんて。そんな物騒なことを言ったのは恐らく実渕だ。勿論、それを聞いた時は物騒だなんては思わず、確かにな、なんて葉山も納得した記憶がある。それに、その時はどうでも良かったのだ。消えても、消えなくても。 「黛サン、いる?」 一見誰もいない部室の戸口に立って、中を見渡す。一度、二度。視線が通り過ぎたところから面倒臭そうに、なんだ、と返って来た。いつの間にか詰めていた息を吐く。 「いるならすぐ返事してよ」 文句を受けた黛はじろり、と葉山を見つめ、ため息を吐いて見せた。 「お前は良く分からない」 「はあ?」 「刺のある声で俺を呼んだかと思えば、返事をしただけで泣きそうなくらいに安堵してみせる」 そんなの当たり前だろう、と思った。思ったけれども言えなかった。言えなかったからそのままくるりと踵を返して葉山は逃げ出したのだった。 * http://shindanmaker.com/122300 *** 流し込んだのは確かに毒 花諏佐 結局何でだったんでしょうね? と唐突に背中で花宮がそんなことを言うものだからはあ? と返してしまった。 「貴方と俺がどうして付き合ってるのかという話です」 「別れ話か?」 「そんなことは言っていないでしょう」 此処で膨れて見せたりすれば可愛げがあるのだろうが残念なことに花宮にそんな機能は備わっていない。そもそも人の背中をソファかなにかのように使っているのだ、顔なんか見えない。 「でも本当、何でだったんだろうと思いまして」 「理由もなしに俺は嵌められたのか」 「確かにハメましたけど」 「やめろお前がそんな言い回しをするんじゃない。俺は悲しい」 「諏佐さん、時々俺によくわからない理想抱いてますよね」 本当、何でだったんでしょうね、と繰り返す恋人に、諏佐はそういう時は運命だったとか言っておけば良いものを、と思ってけれども口にはしないのだった。 * お手を拝借 http://nanos.jp/asamamatu/ *** いつもと同じ、君に殺される夢をみた 今花 揺さぶられている、そう思ってゆるゆると思考が浮き上がっていくのに対して花宮真はあーあ、と子供みたいな悲しい悔しい思いを抱く。此処で抵抗してみたって起きることには変わりないのだし、揺さぶられているのならばそれは起こされているのだ。起きるのは仕方のないこと。 「花宮」 「…なんですか」 「起きた?」 「起きましたけど」 「ふうん」 「何か用でしたか」 「べっつに」 額の汗を感じる。ああ、なるほど、この人は言うほど心まで妖怪に成りきることが出来ないのだからああ本当に。 「ねえ今吉さん、俺今夢を見ていたんですよ」 「へえ」 「それなんですけどね、内容は秘密ですけど、俺にとって、それは、」 抱き締める。恋人の香りがいっぱいに広がる。ああ、ああ。 「最高の夢でした」 * 喉元にカッター http://nodokiri.xria.biz/?guid=on *** 抱きしめたら消えてしまいそう 瀬火 難しいな、と思った。同じベッドで朝を迎える、お互いに大した服は着ていない、なんて今更だった。珍しくもなんともない。家に人がいないからと言ってこれだけ好きに出来るのは、一重に火神の素直さがあるからなのだろう、と思った。真面目は真面目だろうが丸め込まれるだけの素直さと柔軟さと自由さがあるから。そんなふうに思考を巡らせてからやっぱり難しいな、と再度思う。 あれだけ好き勝手やらかした身体のはずなのに、ただ抱き締める、というが出来ない。 難しいな。遊ばせていた腕を戻して、それから。 「………なんもしねーの」 「起きてたの」 「知ってたくせに」 「何しようとしたと思う?」 「俺としては朝のハグをしてほしいところ」 その言葉に笑って、あんなに難しかったのに、と一度下ろした腕をまた伸ばした。 * http://shindanmaker.com/125562 *** 赤司様のおたのしみっ! *某掲示板形式 *鳴神くんからキャラ借りました * 【キセキの世代】キセリョのシャラっとトーク!特別版実況スレ【セイント世代】 1 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX ▽キセキの世代vsセイント世代!? ▽赤司さまの願い事が今夜叶う…! 出演:黄瀬涼太、高尾和成、氷室辰也 放送時間:XX:XX〜XX:XX ◇公式サイト http://www.akashi/kise-shara-talk/*** ◇公式ツブヤイター http://tbuyaitter.com/#!/kise_shara_talk 2 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>1乙 3 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>1乙! 出演者のスペックって誰か貼れたりしない? 4 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>3ggrks と言いたい所だが可哀想なので貼ってやろう 5 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>4ツンデレ乙 wktk 6 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX ◇キセキの世代 五年とちょい前に中高バスケ界を騒がせた天才たちの通称 名前の由来は奇跡の貴石である六人の軌跡ってとこだろう 同じ中学に天才が集まっているということでこの名前がついた ちなみに高校は青峰・桃井を除いてバラバラ 現在は各界著名人として活躍中 メンバー ◇赤司征十郎(あかしせいじゅうろう) 赤司株式会社の代表取締役社長 キセシャラの一番でかいスポンサーであり今回の発端 キセキのキャプテン 赤司様の言うことは?\ゼッターイ/ アングルブレイクとか天帝の眼とかまじチート 177cm PG ◇青峰大輝(あおみねだいき) NBAでプレイ中 チーム名はググれ 将来的には国内復帰を仄めかす発言をしている 蝉とザリガニが大好きな色黒 おっぱい星人 フォームレス・シューター 何でそれ入るの? 194cm PF ◇緑間真太郎(みどりましんたろう) 最近話題の研究医 某大学の某教授の元で助手をやりつつ例の研究で革新的発見をした だがおは朝狂いの変人 語尾の「なのだよ」には突っ込んだらいけない 高弾道超距離3Pシューター オールレンジわろえない 197cm SG ◇紫原敦(むらさきばらあつし) Un Cap Marin(アンカップマラン)にて修行中のパティシエ 20XX東京都洋菓子協会作品展グラン・ガトー部門金賞 など トトロを超える巨体だが妖精 お菓子の国からやって来たと思われるお菓子大好き 身長を生かした鉄壁ディフェンスやら台風のようなダンクやらまじやべぇ 211cm C ◇黄瀬涼太(きせりょうた) 皆さんご存知キセリョ モデルから始まり今や知らない人はいないと言われるタレント 安定のわんこキャラ キセシャラの司会でファンが倍増したんだとか 一度見れば完璧に模倣出来るというオールラウンダー 192cm SF ◇桃井さつき(ももいさつき) 青峰付きのスポーツトレーナー 美人で巨乳で青峰の幼馴染らしい 中学時代からマネージャーを務め上げチームを勝利に導いた影の功労者 集めた情報から組み立てる未来予想は百発百中に近いんだとか ◇黒子テツヤ(くろこてつや) 某大衆文学賞受賞作家 テレビや新聞などへの露出は少ないが自身のサイトは頻繁に更新している キセキの世代の最終兵器なんだとか 影がとても薄い 影の薄さを生かしたトリッキーな技が特徴 175cm ポジション不明 7 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX ◇セイント世代 この間高校を卒業したばかりのぴちぴち集団 正しくは「聖の世代」と描いて「たからのせだい」と読む 由来は書くのが面倒だから提唱者のブログをググれ バスケ大好きバスケ馬鹿というのがパッと見で分かる集団 ◇伊加野円(いかのかず) 中学選抜に選ばれたことで中高バスケ部に名が知れる 真神と一緒に試合に出るとクラッチタイムが発動するんだとか でもそれがなくても充分上手い 雑誌のインタビューではダンクしてみたいと零していた 182cm SF ◇真神英生(まがみえいき) ジャンプ力もさることながら小手先の技が素晴らしい ボールは身体の一部ってくらいにボールハンドリングを極めている 伊加野との親友説は真っ向否定だがツンデレなので察しろ 人見知りすぎてインタビュー答えられなくて逃走したらしい 186cm C ◇天田直葉(あまだすぐは) メンバー内一自己主張が激しくない ペネトレイトメインの切り込み要員だがダンクだって出来る特攻隊長 セイントの中でリーダーを決めるなら天田だと満場一致 インタビューで黒沢に「初学のお母さん」と称されている 193cm SF ◇黒沢露姫(くろさわつゆき) 通称・姫な可愛い系 柔軟な身体に基礎をきっちり叩き込んだ滑らかな動きが特徴 基本オンリーかと思いきやトリッキーな動きもする インタビューではケーキ屋巡りが趣味って言ってた 184cm PG ◇直原日向(なおはらひなた) 黄瀬と同じように模倣が基本スタイル それに加え自分が模倣した技を組み合わせて使ったりする セイントの中で一番のバスケ馬鹿 バスケ好きすぎて食事を摂るのを素で忘れたことのある愛すべき馬鹿 170cm SG ◇西桃大路(にしももおおじ) 通称・王子のイケメン 王子なのにそのスタイルは感覚に頼りすぎた野生 スクリーンとか悉く避けるヘルプ泣かせ インタビューで「野生すぎて後輩指導が下手」と直原に愚痴られる 191cm PF ◇幸村栄(さちむらはる) 幸村についてはセイントに含むか否かで論争があると思うが 今回はマネージャーポジションでベンチ入りするので書いておく 頭が良いらしくねちっこいゲームメイクが主流 巷で悪童の再来とか言われるレベルでねちっこい 幸村の名誉のために言っておくがラフプレーなどは一切ない 真神とは幼馴染らしい 175cm PG 伊加野と真神と幸村、天田と黒沢、直原と西桃が同じ中高出身 一応ポジションは決まっているが真神以外はマルチプレイヤーなので 今回もコロコロポジション変わると思われる 8 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>6>>7乙 9 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX こうして見るとセイントって全体的に小さいよなぁ 10 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>9一番でかい天田が193だもんな… 11 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX スレ立てもスペックも乙! どっちのファンでもあるオレはテレビの前でwktkしっぱなしだぜ…!! 12 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 真神が186しかないことに驚いた 13 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>12アイツなんかコート上ではでかく見えるんだよな 14 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>13伊加野が精神的に頼ってしまうのも分かる 15 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>14だが超がつくくらいの人見知りだ 16 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>15月バス買った時は爆笑したwwww 真神の欄に逃走したから幸村が代わりに答えたって書いてあんだもんwwww 17 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX ていうかこれキセキがでかいだけな気がしてきた… 18 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>17いやそうでもない バスケって身長こんなもんだろ まぁ紫原はでかいと思うが 19 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 何かキセキの独壇場になりそうだなぁ(´-ω-`) 20 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>19いや俺たちのセイントなら食らいついてくれる 21 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>20俺たちのセイントなら点差あっても忘れるくらい楽しんでくれる 22 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>21まじそれ 23 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX オレ今の中高バスケ界のこと知らないんだけど セイントもキセキみたいに天才の集まりなの? 24 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>23天才ってよりも努力してんだろうなーって分かる感じ キセキが努力してないって言いたい訳じゃないが 25 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>23天才って言うよりバスケが大好きすぎて何か起こっちゃった感じ 26 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 中学まではセイント無名だったしな… 27 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 才能開花って感じもなかったし 28 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX それ考えるとキセキって本当にキセキだったんだなと思う 29 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX そろそろだな 30 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX これはひどい 31 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX wwwwwww 32 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 33 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX あかしさまwwwwwwwwwwww 34 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 何が起こってるんだ 電車帰宅民の俺におしえろください 35 :実況係:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX では日本ワープロ検定一級の俺が実況係として降臨してやろう! 36 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>35そこまで行ったら初段取れよw 37 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>35dクス 38 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>35残業組の俺からもありがとう 39 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>38仕事しろ社畜 40 :実況係:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>36タイミング逃した 番組の前の「このあとすぐ!」ってやつあるじゃん あれが流れた 映ったのは我らが赤司様で鋏シャキンしながら 「僕の願いがとうとう今夜叶う…。キセリョのシャラっとトーク特別版、このあとすぐだ。 チャンネルは変えるなよ?変えたら…(シャキンシャキン」 41 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX あかしさまwwwwwwwww 42 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX そんなにセイントとバスケしたかったのかwwwww 43 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 赤司様も結構バスケ馬鹿だよなw ※褒め言葉 44 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 褒め言葉wwwww 45 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>44だってこう書かないと信者から特定されるんだぜ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル 46 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX あ、うっかり高尾と氷室のスペック上げるの忘れてた 47 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>46 48 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>46 49 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>46 50 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX てへぺろ。 いる(´・ω・?) 51 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>50いるにきまってんだろ 52 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>50早くあげろ 53 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>50番組はじまんぞ 54 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX おk ちょっと待ってて 55 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX ◇高尾和成 タレントとして活躍中のハイスペック野郎 キセシャラの司会補佐を務める彼氏にしたい芸能人No.1 高校時代は緑間の相棒を務めていた 今も緑間の大ファンらしい ◇氷室辰也 バスケの解説でお馴染みエレガントヤンキー 帰国子女らしく興奮すると英語が飛び出すが それ以外はとても分かりやすい解説をしてくれるので人気 高校時代は紫原とWエースを務めていた 56 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 間に合った? 57 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>56間に合ったよ! 58 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>57よかった 59 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX はじまる 60 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 生放送なのか 61 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 怪我とかないといいんだが… 62 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>61怖いこというなばか 63 :実況係:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX いつものタイトルコールがキセキ&セイント 場所はどっかの体育館 でかい 切り替わって体育館の舞台上 テーマ流しながら高尾と氷室が出て来る 高「こんばんはー!キセリョのシャラっとトーク!特別版!!」 氷「バスケ馬鹿対バスケ馬鹿のガチンコ対決!今夜はバスケをとことん楽しむまで眠らない!」 「「はーじまーるよー!」」 テンション高いなオイ 高「いつもなら此処で黄瀬くんが出て来るんですけど、彼、今夜は選手なので!このオレが番組乗っ取る勢いで司会進行していきまっす☆」 氷「その横で解説する予定です」 よろしくお願いします、と頭を下げる二人 今気付いたけど右上にLIVEて出てる 64 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>62すまん 65 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 高尾wwwwwwwww 66 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 安定の緑間厨wwwwwwwwwwww 67 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 黄瀬と王子かぁ… オレ黄瀬派 68 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 王子派 69 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 王子派 70 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 高「突然こんな企画が出て来て訳分かんないって人がいるかと思うのでオレたちがさらっと説明しますね!」 がらがらとホワイトボードが出て来る 選手たちの似顔絵マグネットすっげぇ似てる 高「今回企画した方がキセキの世代と言いまして、昔…七年くらい前かな?中高バスケ界で旋風を巻き起こした天才共です」 氷「オレも高尾くんも同じ世代なんだよね」 高「ええ。あれを間近で見れたのは本当に良い経験だったと思います」 二人とも楽しそう 一人ひとりポジションと得意技を説明してるけど スペックに書いてあったから端折るな ただ高尾が緑間の所でちょっと語ってて氷室に止められたくらいだ 高「で、今回企画された側…誘われた方ですね。彼らは通称セイント世代!本当はたからのせだいって言うらしいですけど。 こっちのが浸透してるのでセイントで行きますね」 氷「この間高校を卒業したばかりの若い世代ですね」 高「高校卒業して進路決まるまでこの企画オアズケでしたからねぇ」 氷「というか進路決まるまで待つって言われたら断れませんよね…」 こちらもポジションと得意技について説明 王子と黄瀬とどっちがイケメンかなんて今悩むんじゃない高尾 71 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 黄瀬派 72 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX どっちもオレの嫁 73 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>72阻止 74 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>72阻止 75 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>72阻止 76 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 阻止はええwwwwwwww 77 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX ていうか赤司様 やっぱりセイントとものすごく試合やりたかったんだな 78 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>77ほんとそれ 79 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 赤司様ェ… 80 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 赤司様… 81 :実況係:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 高「まだ双方ともアップ段階なのでこの企画の始まりのVでも見ましょうかね!」 氷「え、そんなのあるんですか?」 高「ありますよ〜。黒子がハンディカメラで撮ったものですが!」 氷「気になりますね…」 高「それでは…」 「「VTRスタート!!」」 ざわざわしてるどっかの体育館が映る 此処よりもでかい 我らが赤司様が映る マイク持ってる 赤「今僕らはウィンターカップの会場に来ています」 黒「ちなみにカメラは僕です」 黒子は声だけな 赤「高校バスケ界を騒がすセイント世代と呼ばれる選手がいると聞いて見に来ました」 黒「事前に映像も見ましたがバスケが大好きな人たちのようですね」 赤「まぁ見に来たって言うのは建前なんですけどね」 黒「え?」 赤「あんな試合見せられたら、闘いたくなるじゃないか!」 黒「え?え、赤司くん?」 赤「さあ、いくぞ、黒子。試合の申し込みに!!」 黒「え、ちょ、待ってくださいよ赤司くん!!」 赤司様走りだした 黒子が追い掛けて画面が揺れる 暗転 82 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX あかしさま… 83 :実況係:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 場所変わって多分控え室前 こういうとこって関係者以外立入禁止じゃないの? 赤司様だからなの? 赤「さて、とりあえず試合後の志富高校の控え室に来ました」 黒「赤司くんが突然走り出したので疲れました…」 黒子の声が死んでる 赤「ちょっと話が出来るか聞いてきますね」 黒子はそのままに赤司様だけが控え室をノックして中の人と喋ってる 何か中でどったんばったん聞こえたんだけど大丈夫かな 赤「話出来そうです」 赤司様と一緒に三人の高校生が出て来る 伊加野と真神と幸村 真神すげぇ眠そう 84 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 真神体力ないもんな… 85 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX フルでは出れないんだっけ? 86 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>85そう 何か脚もやってるからドクターストップ掛かってるとか聞いた 87 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>86まじで? 88 :実況係:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 赤「すみません、突然」 伊「いえ…大丈夫です」 幸「それで、何の御用でしょう?」 真神は二人の後ろで船漕いでる 赤司様も仕方ないことだと分かっているのか特にツッコまない 赤「僕は赤司征十郎と言います。君たちセイント世代と試合をしたいと思っているんですが」 伊・幸「(゜д゜)」 真「えッ!?」 声上げた真神の方にカメラと赤司様が向く ぴゃっと幸村の後ろに隠れる真神 真「あ、あの、あかしせいじゅうろうって…」 赤「オレのことだが?」 真「キセキの世代の赤司さんですか?」 赤「そうだが」 ぱっと真神の顔が明るくなる 真神キセキの世代知ってんのか 89 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX キセキってセイントがまだ小学生とかの時だろ? 良く知ってんな… 90 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX そんだけバスケ好きなんだろうな 91 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 安定の黒子wwwwwwww 92 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 安定の伊加野wwwwwwwwwwwww 93 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 伊加野と幸村はよく分かんないって顔してる 真「じゃあ、そこでカメラ回してるのは黒子さんですか?」 黒「おお、僕に気が付きましたか」 赤「黒子が見えるのかい?」 赤司様それじゃあ黒子がお化けみたいだ 真「えっと、はい」 赤司様がにやぁって笑った 楽しそうで何より 伊「カメラ回ってた…」 幸「え、伊加野気付かなかったの?」 伊「全然…」 まぁ伊加野じゃ仕方ない 赤「やはり、オレの見込んだ通りだ。君たちとキセキの世代とで是非試合がやりたい。受けてくれるか?」 真神がチラッチラッと伊加野と幸村を見てる 伊「俺は良いですけど…他の奴らがなんて言うか」 幸「僕はセイントに含まれるかどうかも良く分かりませんからねぇ…」 赤「幸村くんには、マネージャーポジションでベンチ入りしてもらいたいと思っているんだが…」 赤司様申し訳なさそう 伊「すみません、ちょっと電話してみても良いですか?」 どうやら他のメンバーに電話するらしい 94 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX というか真神wwwww 人見知りは何処行ったwwwwwwwww 95 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX こんなきらっきらしてる真神コート以外に存在してたのか… 96 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>95まじそれ 97 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>95そんなに人見知りひどいのかよw 98 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>97インタビューから逃げるくらいだからな コート以外だとコイツ人間嫌いなんじゃないかってくらい表情死んでる 99 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX しかし赤司様楽しそうだ… 100 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 黒子も映ってないけど楽しそうだよな 101 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX え、真神すごくね?何で黒子見つけられんの 102 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>101上手く説明は出来ないけど真神とか幸村とかは周り見るのが得意 多分天田とか姫も見つけられると思う 直原は分からんけど王子は多分無理 103 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 王子wwww 104 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX でも確かに無理だと思うwwwww 105 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 王子って前しか見えないタイプだよな… 106 :実況係:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 30分後〜のテロップのあとに何故か全員集合 真神がキセキについて語ったあとらしい 赤「カクカクシカジカでバスケをしたいと思うんだが…」 姫「俺は賛成〜」 直「僕も賛成!キセキって聞いたことしかないけど楽しそう!」 王「青峰選手が来るなら見てみたい」 天「オレも賛成」 伊「俺も」 真「ぼ、僕も!」 幸「僕も賛成です」 ガッツポーズする赤司様 赤「ありがとう。企画は君たちが高校を卒業して進路が決まるまで待つ。それまでは作戦期間としよう」 黒「じゃあ代表者同士が握手でもしてください」 セイントが代表者?て首を傾げてから全員天田を見る 天「え、オレ?」 姫「確かに天田くん以外に適任はいないよねっ」 姫(黒沢)に押されて天田が出て来る 赤司様と天田が握手 VTR終了 体育館に戻る 高「いや〜こうして見ると高校生って若いですね!」 氷「セイントの子たちも良い子そうで安心しました」 高「高一くらいのキセキは荒んでましたからね…」 氷「ああいう子たち見ると嬉しくなりますよね」 高「さて!そろそろ試合開始まで時間もなくなってきましたし、インタビューでも行っておきますか!」 氷「Let's go!」 ぴょん、と舞台から飛び降りる二人 107 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 安定の天田だな 108 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX あの中で一番常識人ぽいもんなぁ 109 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>108常識人なら真神だろ 110 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>109人見知りの度合いが常識ぶっちしてるわ 残念ながら 111 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>110そうだったwwwwwwwwww 112 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX かわいい 113 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX セイントかわいい 114 :実況係:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 高「こんばんはー」 氷「こんばんは」 幸「こんばんは、高尾さん、氷室さん、今日はよろしくお願いします」 ぺこり 高「こちらこそよろしくお願いします」 氷「お願いします。礼儀正しいね」 幸「ありがとうございます。えっと、インタビューか何かでしょうか?全員呼びますか?」 高「あ、そうそう、インタビューしに来たの!呼んでもらえると有難い」 幸「はい、ちょっと待っててくださいね」 ピーッ!(幸村が首に掛けてた笛吹いた) 幸「しゅうごーーーう!!インタビューだって!!!!」 集まる六人 口々に高尾さんだーとか氷室さんだーとか言ってる かわいい 115 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 幸村あんなに声出たのか 116 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX かわいい 117 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 真神がどさくさに紛れて一番後ろにいるなwwwww 118 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX やばい 王子と氷室が並ぶと目の保養どころじゃない 119 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>118おまおれ 120 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>118高尾も入れてやれよ! 121 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 真神wwwwwww 122 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 真神wwwww幸村の後ろに隠れるんじゃないwwwwwwwww 123 :実況係:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 高「ではまず一つ目〜。ズバリ!赤司に突然対戦申し込まれた時の心境はどうでしたか?」 王「よく分かんないけど面白そう」 直「そんなこと言ってオージ、青峰選手と戦うの楽しみでそわそわしてたくせに。 僕も面白そうだと思いました!あの時は真神の説明しかなかったけど、すっごい強いってのは分かったから!」 天「オレも面白そうだなぁ、と。ちょっとだけ、オレたちで良いのかなって不安もありましたが」 姫「天田くん真面目ー。俺もやっぱり面白そうだって思いました。 話には聞いたことあったし、真神が説明してくれたけど、やっぱりキセキの世代って伝説みたいな感じだったので」 伊「俺も面白そうって思いました。皆と一緒ですみません。 キセキの名前とか全然知らなかったけど、真神があれだけすごいって言うなら、本当にそうなんだって思いますし」 真「…ほ、本当に…びっくりしました。 あの赤司さんが目の前に来て、キセキの世代と戦って欲しいって言うなんて、正直、何の夢かと」 幸「え、あ、僕もですか? そうですね、僕もびっくりはしましたけど、バスケ好きな人に悪い人はいませんからね〜。 楽しくなりそうだな、と思いました」 氷「皆本当にバスケが好きなんだね」 勿論!と声を揃えるセイント 124 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX …なぁ、俺キセキの方しか知らないから一応聞いときたいんだが 125 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 真神www 126 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 王子ツンデレかwwwwww 127 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>124どした? 128 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>126直原はツンデレ翻訳機なんですねwwwwww 129 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>127いや、中学高校一緒ってのは最初のスペック読んで理解してんだけどさ それにしてもこいつら、距離近くね? 130 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>129 131 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>129 132 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>129 133 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>129 134 :129:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX えっ 何かまずいこと言った? 135 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>134マジレスするとツッコんではいけないことだった 136 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>134この件に関しては腐海の住人でさえ口を噤むというのに… 137 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>136って言っても専用スレあるんですけどね 138 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>137あんのかよwwwwwww 139 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 本当のところは分からないがまぁただのチームメイトとしてのじゃれあいだろう ということになっている 140 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>139「なっている」… 141 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>140そうさ、なっているのさ… 142 :実況係:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 高「では二つ目!というかこれで終わりなんだけどね。この試合への意気込みを!」 天「胸を借りるつもりで全力を尽くします」 直「レベルの高いプレーをたくさん盗む!」 王「青峰選手と1on1する」 伊「全身全霊で挑む」 姫「幸村くんと相談しつつ堅実なゲームメイクをします!」 幸「今回はマネージャーとして六人を支えます」 真「が、がんばります!」 実況係は真神はもう充分頑張ったと思うよ… 143 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX おい実況係wwwwwwwww 144 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX でも全面同意 真神良く逃げなかった 145 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 今更だけど姫って男…だよな? 146 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>145大丈夫、男 147 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 姫の顔中性的だもんなー 148 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 出たwwwwwおは朝狂wwwwwwwwwww 149 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 高尾しんだwwwwwwww 150 :実況係:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 高「次はお待ちかね…お待ちかね?」 氷「聞かないでよ…」 高「まぁいいやお待ちかね!キセキへのインタビューだよ!」 高「こんばんはー」 氷「こんばんはー」 桃「こんばんは、高尾くん、氷室さん」 高「久しぶりだねー。桃井ちゃんから見て今回の試合、どうなりそう?」 桃「うーん、情報も未来予想ももう伝えてあるけど、セイントの子たちは臨機応変に対応出来る子たちだから…どうなるか」 氷「桃井さんがそんなこと言うなんて、一層期待が高まるね」 桃「えへへ。あ、インタビューですよね?呼びますか?」 高「おねがいしまーす!」 桃井が赤司様に呼びかけて全員集合 高「久しぶりーみんな!真ちゃん!高尾くんがインタビューに来たよ!」 緑「相変わらず五月蝿いのだよ…」 高「真ちゃんひっど!ねぇ、ベンチにあるあのでっかいうさぎのぬいぐるみってさ、」 緑「もちろんおは朝のラッキーアイテムなのだよ」 高尾死亡 151 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 死因:腹筋が攣った 152 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 高尾wwwww 153 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX オイ死因wwwwwww 154 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 桃井ちゃん相変わらず美人だなぁ… 155 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 桃井ちゃんと氷室が並ぶともう芸術 156 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX おは朝ってこんなラッキーアイテム出すの? 157 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>156これは楽な方 信楽焼とかグランドピアノとか言い出すときもある おにちく 158 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>157うっうぇっうぇえうぇwwww なにそれ鬼畜wwww 159 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 俺3tトラックだったことあるわ 160 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 氷室はオカンかwwwww 161 :実況係:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 氷「えーと高尾くんの代わりにオレがインタビューするね」 紫「むろちーんお腹減った」 氷「アツシ、試合が終わったら打ち上げだから、それまで我慢ね」 紫「はーい」 氷「インタビュー一つ目!セイント世代の試合を初めて見た時、どう思いましたか?」 紫「なんて言うか…ちっさいなって…。上手だと思うけど、オレはまず、そう思ったかな〜」 緑「お前に比べたら皆小さくなるだろう。 と言っても、確かにとりわけ大きい選手が居る訳でもないのだな、とはオレも思ったのだがな。 それでも勝ち抜いてきているのだから素晴らしいと思う」 青「何でも良いから早くやりてーって思った」 黄「青峰っちすっごいそわそわしてたっすよね!オレもめっちゃ楽しみでした!!」 赤「彼らのゲームからはバスケが好きなことが良く伝わってきたからね。とても楽しみにしていたよ」 氷「あれ?黒子くんは?」 黒「こっちです」 五人とは反対側の氷室の隣から出てくる黒子 黒「僕もこの子たちとバスケしたいと強く思いましたね。 強いのもそうですが、やはりバスケが好きな人とバスケするのが一番楽しいですから」 162 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX オレ氷室と紫原と同じ高校出身で二人のこと知ってるけど こいつら昔からこんなんだよ 163 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX >>162まじで 164 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 青峰…デジャブ… 165 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX シャララ…デジャブ… 166 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 赤司様が楽しみにしてたことはわかってますwwwww 167 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX あれだけ見せられればなwwwww 168 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX ていうか…黒子が天使… 169 :以下、名無しにかわりまして部員がお送りします:20XX/XX/XX(X) XX:XX:XX.XX ID:XXXXXX 黒子は本当にバスケ好きだもんなぁ… * くしゃみしたら飽きたというよりも現実のスレッドとの乖離に耐えられなくなった *** ファンタジア、どうか僕の理想郷 黒山 はた、とその頭を見て立ち止まった時、黒子は何故自分が立ち止まったのか一瞬分からなかったほどだった。すぐにそれが前に対戦した霧崎第一のメンバーであると思い出したが、そのタイムラグは黒子にもやりとしたものを抱かせるには充分だった。にっくき、とまでは言わずとも自分やチームメイトに危害を加えまくった人間の顔をどうして思い出せなかったのだろう、と。恨んでいるとまでは行かずとも黒子にだって憤慨する心はあるのだ。なのに、どうして。 そこまで考えてああ、と思い出した。彼はあの中で一人、少なくともあの試合ではラフプレーをしていなかったのだ。補助、とでも言えば良いのか、審判の視線を遮る役目はこなしているようだったがそれも今思い出してみれば他のチームメイトが利用しているようなもので、彼自身は積極的にラフプレーに関わっている様子はなかったように思える。マンツーマンで黒子のマーク、それもあったのかもしれない。しかし、一度対戦しただけとは言え、あのコートの上でそれは確実な違和感だった。しかしこうして見るまで忘れていたのだから、そういうものを含めてあのメンバーに数えられているのかもしれない。ええと、名前は。 「…山崎さん」 振り返る。あっていたらしい。 「…って、お前、誠凛の黒子か? 何でこんなとこにいるんだよ…」 「別に、たまたまです」 「たまたまって。こんなとこに何か用かよ。それとも何か言いたいことでも?」 「特にないですけど、山崎さんを見かけたので」 見かけたからって、と山崎は困惑していたようだが黒子にとってはそれ以上の理由はないので放っておいた。向こうにとったら可笑しいのかもしれない、自分たちの害したものが目の前に現れて、それなのに何を言うでもなくじっと自分を見つめているとなると、なるほど確かに気味が悪いかもしれない。 「山崎さん」 「…ンだよ」 「山崎さんはこの辺りに住んでいるんですか」 「………そうだけど」 「ご実家ですか」 「霧崎の提携してる寮だよ。ほぼ一人暮らし」 「そうですか」 なるほど、と呟いた黒子に未だ山崎は戸惑っているようだった。それも仕方ないと思う。黒子だってどうしてこんなことを言い出したのかよく分からない。 山崎さん、と呼ぶ。何だ、と返す彼は逃げない。 「貴方の部屋を、見てたいです」 その言葉に、山崎は目をぱちくり、と瞬かせた。 どうして彼がその言葉を受け入れたのかよく分からない。この人は分かっているのだろうか、と黒子が思うほどだ。彼の所属する場所はあまり褒められた場所ではない。なのに彼はそれに対して防御というものをしないでいる。それはとても、とても。 ―――気味が悪い。 連れて来られた部屋は大して黒子の部屋と変わりなかった。ただの高校生の部屋、と言った様子。山崎は黒子のことなんか忘れたように自分の作業をしている。可笑しい、おかしい、そう思うのに何が、と決定的なことが言えない。そのもどかしさからだろう、その手を少し引いてやれば、なんだよ、と振り返る。その瞬間を逃さず、黒子は胸ぐらを掴んで山崎を引き寄せた。 「え、」 呆けた声を聞きながらそれごと食らいつく。そしてそのまま、背後にあったベッドに押し倒した。体格差があれども不意をつけば簡単に押し倒すことが出来るらしい。山崎が単純に危機感というものが薄かったのも、一つの要因なのかもしれなかったが。ともあれ、黒子はたった今、身を以てそれを証明してみせた。今後役立つことがないと良い、なんてことを思う。 苦しいのだろう、酸素が足りないのだろう。赤黒く歪んでいく顔に沸いて出たのは優越。ああ、このままでは死んでしまう。そう思ったら自然と手が離れた。可哀想なほどに跳ねる身体。 「だめですよ。簡単に人に気を許したら」 咳き込んでも睨み上げてこないのは、本人も殺される原因に思い至るからか。 「直ぐに死んでしまいますよ」 *** おやこのことり 山瀬 瀬戸が目を覚ますと大体いつも其処は同じ場所だ。勿論部活の時、限るが。傷んだ髪の毛、似合わない染髪。やめたら良いのに、と思うのは瀬戸だけなのだろうか。ねえ、と話し掛けると起きたか、と返される。 「いつも思うんだけどさ、寝てるオレ背負うのも大変じゃねーの? 多分だけどオレ、山崎が起こしてくれたら起きると思うよ」 「あー…別に、好きでやってんだからいーんだよ」 山崎の背中。うとうととしていても彼の言葉なんかずっと前から知っているはずなのに、予測だって簡単に出来るはずなのに、どうしてか言葉を待ちたくなる。この時間だけ、山崎の、瀬戸より少し小さな背中。其処で目覚める瞬間のことが好きだから。 「…ふん」 「ンだよ」 「いや、俺って山崎に愛されてんなって思っただけだよ」 「あっ…!? そこまで、」 「言ってない? じゃあ言ってよ」 「ぜーーーってえ言わねえ!」 *** 「おいそこ、丸聞こえだぞ恥ずかしい」 ジト目の笠松がそういうのと、目の前の小堀がぶわっと赤く染まるのにそう大したタイムラグはなかった。 少しの可愛らしさくらい許してください。 森小 小堀は優しい。それはもう、無頓着と評して差し支えないほど優しい。 例えば、女の子と並んで歩いているのを目撃された時。道を聞かれて、教えたもののよく分からない様子だったから同行しただけなのだが、そのシーンを小堀にばっちり見られたのである(それはもう、小説漫画ドラマ映画その他諸々もびっくりの、設えたようなタイミングだったと後に森山は語る)。その言い訳を森山がしようとしてもそれより前に道聞かれたんだろ、と済ませてしまう。なんなら自分だって人助けをする。それを別に悪いことだとは言わないし、人助けをさらっと出来る恋人というのは自慢ではあるが。付き合っている身としては少しは妬いて欲しいし、妬いてすら貰えないとなると不安になってくるとか、その、まあ、とどのつまり森山というのはめんどくさいのであった。 「小堀は嫉妬とかしないの」 「嫉妬?」 あまりに普通の表情で返すものだから森山の方が面食らった。 「ああ、この間のことか? だけど、アレは道を聞かれていたんだろう? 俺はちゃんと困っている人を放っておかない森山のことが自慢だけど」 「そ、れは…嬉しいんだけどさ」 「俺はそういう優しい森山のことが好きだよ」 「…ッそれ言ったら俺だって好きだし」 「ありがとう。嬉しいよ」 「って、そうじゃなくてさ!?」 嬉しいには嬉しいがそれはそれ、これはこれだ。 「俺は、小堀の恋人なんだからさ、正直こう、嫉妬とかするわけだよ。でも小堀はそういうの全然見せないから、不安になるの! 嫉妬しろっていうかさ、こう、分かってくれるのは嬉しいし、好きって言ってもらえるのも嬉しいけど、それはそれこれはこれで…うん、やっぱり俺は小堀に嫉妬してほしいんだよ」 「嫉妬って」 「俺のことちょっとくらい独占したいって思わないの!?」 「思うよ」 即答。 「思うよ、森山」 森山を見つめる小堀の目は真っ直ぐで。 「俺はいつだって森山の優しさのことを自慢に思っているけど、それはそれ、これはこれで森山のことをずっと一人で独占していられたらなあ、と思うことがない訳ではないよ」 小堀の言うない訳ではない≠ヘ、結構ある≠ニいうことだと森山は既に知っている。 「こぼり、」 多分これはもうキスをしても許される流れだ―――そう思った矢先に、笠松の発言があって、此処が部室であることに気付いたのであった。 そうしてやっと冒頭に戻る。森山としてはうっかり森山にしか言わないはずだった本音を全員にきかせてしまった恥ずかしさから、顔を真っ赤にしている小堀は可愛いし、ずっと見ていても飽きないなぁ、という気持ちではあるが。勿論一九〇越えの大男に可愛いなどという形容詞はあまりに不似合いだとは分かっている。しかしそれでも思うのだから仕方ない。 「小堀、」 「悪いけど俺は今日部活を休む」 「オイ、そんなことを部長の俺が許すと思うのか」 「ほら笠松もああ言ってることだし」 「俺は今猛烈に腹が痛い」 「胃じゃなくて?」 「ちょっと森山もう黙っててくんない」 結局小堀の逃亡は許されることはなく、しかしながら練習に打ち込めば皆すぐに意識を事件からは剥がす訳で。 「………あとでもっかい言ってもらおう」 「オイ森山ァ! サボってんじゃねえぞ!!!」 * 森小の「おいそこ、丸聞こえだぞ恥ずかしい」で始まる小説 http://shindanmaker.com/321047 *** 20180312 |